働くおうちの親子ごはん

いま住んでいる所は多摩川の近く、保育園や小学校が近くにあり、休日の公園では親子や犬などが戯れて平和な雰囲気を醸し出す、そういう町なのだけど、一軒家が多いためもあってかスーパーはあるが食べ物屋の類は少ない。ので自炊をすることも多い。私は毎日同じものを食べても苦にならないが、多様化の時代、ちょっとは幅を広げよう、と思う一方、手間のかかるものを拵えるほどの意欲はない。そこで役立つのがこの『働くおうちの親子ごはん』。これは自社本。宣伝です。時々こんなのも出している。

働くおうちの親子ごはん

その名の通り共働き家庭のために、シンプルに作れる美味しい料理を紹介しているレシピ集。全国の働くおうちの方々を中心に大変ご好評をいただいている。実際、役に立つ。それで、このたび本書の続編というか、「朝ごはん編」が出ることとなった。

働くおうちの親子ごはん 朝ごはん編

7月7日発売なのであと一週間ぐらい先だけど。内容は、前作のコンセプトをさらに推し進めたものと言える。朝食は、昼食や夕食に比べて時間的余裕の少ない中で作られる場合が多いだろう。そんな中でも無理なく作ることができ、しっかりと栄養があり、しかも手抜きに見えない、子供も喜ぶ、というメニューを満載しているわけだ。子供がいなくてもこれは便利。

なお、これは役立つかわからないけど巻末には「世界のおとなりインタビュー」という妙なコーナーもあって、外国の朝ごはんの例が紹介されている。パキスタンではヨーグルトに玉ねぎや唐辛子を入れて食べるとか。割と興味深い。イギリス人のジョアンナさん曰く「朝はパン、昼は麺、夜はごはん。イギリス人は毎日同じで平気なの」。私も毎日同じで平気な人だが、平気でない人は本書を是非。