小曽根真クリスマス・スペシャル

小曽根真さんのクリスマスコンサートに行ってきました。小曽根さんは言うまでもない日本最高峰のジャズピアニスト、演奏も喋りも好きでJ-WAVEの「Oz Meets Jazz」もしばしば聴いています。会場は渋谷のオーチャードホール。しかも今回は巨匠オスカー・ピーターソンへのトリビュートということで、絶対逃すまいと発売日にチケットを取って楽しみにしていました。

オスカー・ピーターソンのまさに「流れるような」という表現がぴったりの演奏はもはやCDでしか聴けませんが(昨年12月に他界)、その超絶技巧は彼に多大な影響を受けた小曽根さんや上原ひろみさんに引き継がれています。小曽根さんは「Dear Oscar」というアルバムを(同名の曲も)作っています。良いアルバムです。

ディア・オスカー (オスカー・ピーターソンに捧ぐ)

コンサートはそのオスカーの曲をいくつかと小曽根さんの曲(もちろんディア・オスカーも)、最後はクリスマス曲もありました。トリオにギターも加わり、ボーカルも入ったり、後半はビッグバンド「No Name Horses」も登場して、大会場にふさわしい迫力ある演奏をしてくれました。とても良かったです。

つい先日、小曽根さんのバラードのベストアルバムが発売されました。コンサートでも演奏されたピーターソンの「自由への賛歌」や私の大好きな「We are All Alone」や「Someone to Watch Over Me」も入っている。買おう。