港のネコさん

社員研修の途中、チーム4人で港に出てみると、明るい日差しのなか、数匹のネコさんがいました。


立ち入り禁止の札を無視して入ったら監視されていました。


漁師さんたちに可愛がられているのか人懐っこい。近寄ってきます。


かなりやせているネコさん。大丈夫か。


私たちの話に聞き耳を立てていました。


私は一応、港町の出身です。潮の香りを懐かしく感じた午後でした。

英治出版合宿@逗子

6月20日・21日、神奈川県逗子市にて英治出版合宿を開催しました(そのため21日(月)は臨時休業でした)。会場は佐島マリーナ、1965年創業の周囲を海に囲まれたマリンリゾートです。

社員のほかにアルバイトの大学生と編集顧問の和田さん、2日目には社外役員や著者関係者や読者代表の方にもご参加いただき、英治出版の「これまで」と「今」と「これから」について共に考えました。“あたらしい「新しい公共」円卓会議”発起人、注目のファシリテータ―長尾彰さんが無料でファシリテーションをしてくださいました。

初日は英治出版の「これまで」と「今」。じっくり時間をかけて英治出版の歴史を年表にしました。最近入ったばかりのアルバイトさんたちはもちろん社員にとっても、数多くの出来事を改めて振り返り、一連のストーリーとして見ていくことで会社のアイデンティティや自分たちが今いる場所を確認できたように思います。

会場のある佐島は港町。ということで夕食はアジの塩焼きや刺身など海の幸をいただき、夜はチームビルディングの研修。フラフープみたいな輪を使ったおもしろいセッションでした。その後、個々人の「強み」を見出すテスト、ストレングス・ファインダーを手掛かりに、よりよいチームとなるためには何が必要なのかを語り合いました。

その後、なし崩し的に宴会に突入。研修所に将棋盤セットがあったので深夜に英治出版将棋部の面々で対局し、私は飲みすぎて勢いをそがれた「渡邊竜王」こと弊社専務に辛勝。対戦成績を3勝3敗とタイに戻しました。

2日目は社外からの参加者も交えて、英治出版の「これから」を考えました。立てられた問いはこの三つ。

チームに分かれて語り合った後、ワールドカフェなどを通じて全体で話を広げて・深めていきました。とても大切なことでありながら普段は全員で話し合う機会がなかなかないことを、アルバイトスタッフだけでなく社外の方々も入れて話し合うことができ、非常に有意義なひと時でした。これからも考えつづけていくべき「問い」をたくさんいただいたように思います。

最後に記念写真。これで終わりにせず、こういう場を折々設けていくといいだろうなと思いました。社外からご参加いただいた仲川さん、田内さん、羽物さん、勝屋さん、ファシリテーターの長尾さん、ガイア・オペレーションズの和田さん、合宿を企画したsugimanaさん、佐島マリーナの皆さん、その他の皆さん、ありがとうございました。

リーダーシップ研修

先週の土日はMPIで各地域(東京・京都・福岡)のスタッフをしている大学生を集めて研修を実施しました。代々木のオリンピックセンターでの合宿です。研修内容は某生命保険会社のM君とY理事長と私で企画したもの。


初日のセッションの流れを説明するM君。

私は最後の「リーダーシップ」のセッションを担当しました。別に私は何かの団体の代表とか、いわゆる「リーダー」な感じの人ではないのですが、リーダーシップは役職や肩書によらず誰でも発揮できるものだし発揮すべきものである、という理解を前提に、参加者みんながリーダーシップを発揮するきっかけをつくることを目的として、一昨年から学生向けのセッションを行っています。

今回は各地域の学生団体の代表者が来ていたので、彼らに「なぜ、あなたがリーダーなのか?」を問うことから始めました。どうして他の人でなくてあなたなの? それぞれおもしろい回答が返ってきます。この質問はロバート・ゴーフィー先生の名著『なぜ、あなたがリーダーなのか?』をそのままパクッたものですが、経営者とかに自身のリーダーシップを考え直すきっかけとして問いかけるとそれなりに効果がある気がします。

それから自分のいろいろな体験(リーダー的な立場の経験も、フォロワーとしての経験も、成功例や失敗例も)や有名人の言葉やエピソードを紹介しながら、「リーダーシップってこういうことかもね」を話し、意見交換しました。ビジネス書に載っているような「ビジョンを掲げ、メンバーと共有し、チームをつくって・・・」というような語り方は避け、学生がそういう話し方をしたら「ビジョンって何?」「信念ってどういうこと?」を考えてもらう。「自分の言葉」で語ることを重視しながらやってみました。

そうやって極力、地に足のついた言葉、リアリティのある言葉で語り合っていくのはなかなか難しかったです。が、手ごたえもありました。最後に「自分がリーダーシップを発揮する上で、また周囲の仲間たちのリーダーシップを支援する上で、心掛けたいこと」を発表してもらったところ、それぞれ借り物でない素直かつ具体的な言葉で語ってくれたように思います。彼らの今後に何らかの形で活きていくといいなと思います。


チームで話し合った結果を発表する学生たち。

研修では他に、ワールドカフェや即興でチーム行動をするインプロビゼーションのセッションが行われ、写真はだいたいその模様を撮ったものです。自分がカメラマンだったため私の担当セッションの写真はありません。。土曜の夜は参加者の学生皆と新宿で飲みました。いつしか大学生との年齢差がかなり開いていて、10歳違う人もいて愕然としますが、ときどきこういう機会があると良い刺激になります。


ワールドカフェをしている所。

研修終了後は地方から来た学生たちを「世界を変えるデザイン展」に連れて行って自社書籍の地道な宣伝工作をし、充実した週末でした。次回は夏休みの合宿です。

世界を変えるデザイン展

先週金曜日、東京ミッドタウンアクシスギャラリーで開催中の「世界を変えるデザイン展」に行ってきました。なかなか時間がとれずにいたのですが、ようやく行けました。うちでアルバイトしている学生を引率。大盛況のデザイン展ですが平日なので空いていてゆっくり見ることができました。


東京ミッドタウン・デザインハブの会場入り口には世界のさまざまな課題がわかりやすくかつ格好よく図解されています。すごい力作。

世界の人口の90%にあたる人々は、私たち日本人にとっては当たり前の基本的な製品やサービスが手に入らず、満たされていない生活のニーズが数多くあります。その約半分近くは、食糧、きれいな水、雨風をしのぐ場所さえ満足に得られていません。

そうした人々の抱える問題を「デザイン」の力で解決する、革新的なプロダクトを集めたDesign for the Other 90%展がアメリカのクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館で開催されたのが2007年。そのカタログを日本総研槌屋さんの監修のもと邦訳し、昨年10月に単行本『世界を変えるデザイン』として発行しました。同じコンセプトで今回こんな立派なデザイン展が開催されるとは。感動です。


会場には実行委員会のメンバーらが世界各地から集めてきたプロダクトが多数展示されています。写真撮影自由、触れてみるのも可、という点が素晴らしく、いくつも写真を撮らせていただきました。いくつか紹介します。


有名なQドラム。水汲みの負担を軽減します。頭に載せたりして運ぶのではなく、ごろごろ転がして水を運べるので子どもでも水汲みができるんですね。ちょっとしたアイディアですが、それが大きな変化を生み出します。


携帯浄水器ライフストロー。フィルターがついており、安全に水を飲むことができます。


インドで数多くいる下肢切断者のために提供されている義足、ジャイプール・フット。先進国では考えられない低コストで、かつスピーディーに作ることができ、多くの人の生活を助けています。ジャイプール・フットについては『ネクスト・マーケット』でも詳しく紹介されており、近く発行する増補改訂版では最新の状況も記されています。現地のニーズに適合したものを低コストで、という製品開発の模範的事例。


ワン・ラップトップ・パー・チャイルド(OLPC)の100ドルパソコンXO。

他にも多数の興味深いプロダクトが展示されています。アクシスギャラリーの方にも行きましたが、どちらもおもしろかったです。説明も充実していました。



入り口では『世界を変えるデザイン』をはじめ弊社発行の関連書籍も販売してくれています。しかも手作りPOP付き! すばらしい売れ行きです。感謝。

デザイン展の実行委員長は株式会社グランマの本村さん。会場でお会いしました。同社の熊坂さんに準備の状況をときどきうかがっていたのですが、製品を集めて日本に運んでくるのはご苦労も多かったことと思います。「実物を見せて伝える」ということの大変さと重要性を感じ、実行委員の皆さんに敬意を表したいと思います。

Teach For Japan準備会、説明会を開催

Teach For Japanの立ち上げに向けた説明会が開催されます!

(以下転載)

皆 様 (※本文 転送・転載 大歓迎)

はじめまして。Teach for Japan準備会 の松田と申します。

この度、Teach for Japan準備会が東京都よりNPOの認証がおり、この夏プロジェクト第一弾を始動することとなりました。

■Teach for Japan準備会 団体概要
これから社会へ羽ばたこうとしている優秀な大学生、もしくは情熱のある若き社会人を、教育水準の低い地域の小学校に教師として2年間派遣することで、同地区の教育を立て直すと同時に、将来あらゆる分野で活躍できるリーダーを育てることを主な目的としているNPOです。

米国のNPO 「Teach For America」のモデルを世界に普及するこ とを目的とし活動する「Teach For All」と連携を取りながら、日本で同様の二年間モデルを実現すべく準備を進めております。(当団体は二年間のモデルを実現するまでは「準備会」として活動予定)

<ミッション>
私たちは、
ひとりひとりの子どもの可能性が
最大限活かされる社会の実現を目指 します

<事業内容>
1. 新しいタイプの教員の育成・提供 (知的創造社会に合致したプログラムの作成)
2. 教育に関心をもつリーダーの育成・輩出
3. 就学援助を必要とする子供に対する学習援助

<活動予定>
2010年夏:1~2週間のパイロットプログラム (夏休み学習援助プログラム Learning for All)
2011年夏:1ヶ月の教員研修(夏休み学習援助プログラム Learning for All)
2012年4月:Teach For Japan 2年間モデル開始
※二年間のプログラム実現までは、放課後学習援助、児童養護施設、 母子支援福祉施設にて学習援助を行うとともに、教員養成プログラムを実施致します。

<代表プロフィール>
体育科教諭として都内の中高一貫校に勤務。体育を英語で教えるSports Englishカリキュラムを立案。
部活指導では最弱陸上部を全国大会に導く。
千葉県市川市教育委員会(教育政策課、分析官)を経て、
ハーバード教育大学院(School Leadership専攻)修士課程卒業。
外資コンサルティングファームにて人材戦略に従事し、Teach for Japan準備会の創設代表者として現在に至る。

■ サマープログラム説明会について

この夏、「Learning for All サマープロジェクト」が始動します!
TFJ準備会による特別トレーニングを受けた人材を就学援助を受けている地区に派遣し、同地区の子供達に学習援助を行うプロジェクト です。
プログラムを通して、子供達は様々な「ロールモデル」と触 れ合い、「学ぶ楽しさ」を体験します。
参加する「教員」となる方々には、子供への学習援助を通 じ、「リーダーシップ」や 「学習する組織」などの組織論を実践ベースで学んで頂きます。
「子供・教員・TFJ準備会」の3者が 一体となり、”共育” の場を創りあげましょう。

下記要領でTeach for Japan準備会の活動の説明会を開催致します。
プログラムにご興味のある方、Teach for Japan準備会の活動に貢献したいと思っていらっしゃる方は是非ご参加下さい。

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Teach for Japan 準備会 学習支援プロジェクト第一弾!
“Learning for All ・Summer Program 2010″
説明会のご案内
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■日時:6月19日(土)
一部:10:00-12:00
二部:14:00-16:00
(どちらかご都合のつくほうへご参加下さい)

■場所:河合塾 池袋パークビル6F
東京都豊島区南池袋2-49-7 池袋パークビル6F

■参加費:無料

■ 定員:各部 50名 (定員に達し次第締め切りとさせて頂きます)

■対象:学生、社会人(TFJ準備会の活動に興味のある方、情熱のある方はどなたでもご参加頂けます)

■申込方 法:
? 応募フォーム:
http://form1.fc2.com/form/?id=556464

? メール送信:
件名を「Teach for Japan準備会 サマープログラム説明会」として、下記内容を
teachforjapan@hotmail.co.jpまでお送り下さい。

・お名前
・メールアドレス
・連絡先電話番号
・職業
・参加希望時間帯 10:00-12:00 or 14:00-16:00
・今後当団体からの情報メールの配信希望の有無

当日、皆様にお会いできることを楽しみにして おります!

特定非営利活動法人 Teach for Japan
Teach for Japan準備会
代表:松田 悠介 (Yusuke Matsuda)

小林秀雄・岡潔『人間の建設』

新潮文庫から非常に良い新刊が出ました。稀代の批評家・小林秀雄と数学者・岡潔の対談、『人間の建設』。昭和40年に行われた対談が文庫で蘇りました。

人間の建設 (新潮文庫)

「有り体にいえば雑談である」と紹介文にあるように、形式ばらずに思いのままに語り合われた雑多な話題。芸術から日本酒まで、本居宣長からアインシュタイン、近代数学ドストエフスキーまで、二人の幅広い抽斗には恐れ入ります。文系・理系の対談ですが、そんな枠など関係なく話が展開していく。むずかしい点も多々ありますが(とくに数学絡みの話とか)、とはいえ「考えさせる」言葉の数々に否応なく引き込まれます。

小林秀雄は、昨今の(つまり対談当時の)絵画も良いものが少なくなったと発言しています。小説も同様だと。


個性をきそって見せるのですね。絵と同じように、物がなくなっていますね。
岡潔はこう応えています。

物を生かすということを忘れて、自分がつくり出そうというほうだけをやりだしたのですね。
自己表現、本物の自己、確固たる自我の表明に拘泥するばかりで、物の本質を見る目を曇らせてしまってはいないか。――芸術を論じていながら、彼らの言葉は人間の生活すべてにわたる普遍性を持って響き合います。自分の心の「ほしいままなもの」、小我への執着を捨て、自然を客体として眺めるのをやめ自己を自然の中に置くとき、物事の本質、本然の姿は見えてくるのだと。芥川龍之介もたしか文芸鑑賞についての小論でそんなことを書いていました。U理論ふうにいえば、物事を「内側から見る」こと。

その人の身になってみるというのが、実は批評の極意です・・・(中略)・・・高みにいて、なんとかかんとかいう言葉はいくらでもありますが、その人の身になってみたら、だいたい言葉がないのです。いったんそこまで行って、なんとかして言葉をみつけるというのが批評なのです。(小林)
物事をよく「見る」ということを、現代人は忘れがちなのではないか、と彼らは問いかけてきます。よく見ることをせず、さかんに喋ったり動いたりする。ものをじっくり考えようとせず、あふれる情報に飛びつき、翻弄される。それがどれだけ危険なことか。

いま人類は目を閉じて、からだはむやみに動きまわっているという有様です。いつ谷底へ落ちるかわからない。(岡)
一見、現代の私たちの目には時代錯誤にも映る言葉も彼らは口にしています。「素読教育の必要」と題する箇所で小林は、「論語」を素読させていた大昔の教育を引き合いにして言います。

暗記するだけで意味がわからなければ、無意味なことだと言うが、それでは「論語」の意味とはなんでしょう。それは人により年齢により、さまざまな意味にとれるものでしょう。一生かかったってわからない意味さえ含んでいるかも知れない。それなら意味を教えることは、実に曖昧な教育だとわかるでしょう。丸暗記させる教育だけが、はっきりした教育です。
これを懐古趣味とか逆説と言って片付けるには、彼らの言葉は深すぎます。丸暗記的な“無駄”をそぎ落とし、純化した意味のみを伝える合理的なコンテンツが世の中にあふれている昨今ですが、一方で私たちは、そこに無味乾燥やニュアンスの不足を感じたり、そんな簡単に割り切れるものではないと怒ったり、小手先のテクニックでなく思いを伝えろと言ったり、より多くの意味を求めたりせずにはいられない。

理性と感性、右脳と左脳のバランス、といったことがしばしば語られますが、彼らの対話がその際立った実例だと思います。わずか140ページの「雑談」、しかしそこに示された洞察は、とてもとても深い。

西水美恵子さん講演「私たちの国づくりへ――雷龍の国ブータンに学ぶ」

5月22日、神戸市にて開催された『国をつくるという仕事』著者・西水美恵子さん(元世界銀行副総裁)の講演会に行ってきました。 

株式会社フェリシモが主催する「神戸学校」での講演です。神戸学校とは、神戸市に本拠を置くフェリシモが、阪神淡路大震災後の97年から復興支援プロジェクトとして始めた“生活デザイン学校”。各界で活躍するゲストを招き、毎月1回開催、これが157回めの開催でした。13年間も継続されており、すばらしい取り組みだと思います。企画?運営はすべてフェリシモの若手社員の方々が行っています。書籍販売等、とても親切で明るいご対応をいただきました。

晴天に恵まれた土曜日、総合運動公園駅はスカイマークスタジアムでの阪神×オリックス戦に訪れた大勢の野球ファンで大賑わいでしたが、それにも負けずに賑わっていたのが、駅の反対側に位置するエスパスフェリシモホールでした。参加申込は早くから満席で、神戸市内だけでなく京都や大阪、岡山、福岡、そして東京からお越しの方も何人もいて、びっくりしました。

講演テーマは「私たちの国づくりへ――雷龍の国ブータンに学ぶ」。西水さんが世界銀行での23年間で「最も学ぶことが多かった国」というブータンの名君、ジグミ・シンゲ・ワンチュク前国王(雷龍王4世)のエピソードを交えながら、ほんとうの豊かさとは何か、幸せとは何か、それを実現するために私たちは「国づくり」をどう考え行動するべきなのかをお話されました。

西水さんの著書『国をつくるという仕事』は、発売から一年以上を経ていますが一貫して好調です。それは今日の日本において、かつてないほど切実に「国をつくるという仕事」が求められていることを示しているのかもしれません。来場者のものすごい熱気、これがこの人数から起こるのかと驚くほど激しく鳴りひびく拍手。

印象的だった話を一つ。雷龍王4世に対して西水さんが「ブータンの国王を退位したら、今度は日本のリーダーになってほしい」と冗談を言ったところ、国王はこう仰ったそうです。


「リーダーに頼る国づくりは脆いよ。国づくりは国民一人ひとりの仕事だ」
国づくりは人づくり。その要は、だれもが秘めているリーダーシップを発揮することに尽きる、と西水さんは著書のなかで記しています。『国をつくるという仕事』は、一握りの人々のものではなく、私たち一人ひとりの仕事なのだと西水さんは説きます。そのために、「自分のしていることをどうとらえるか」を考えなさい、と。

It is not WHAT you do, but HOW you think about what you do, that changes the world.
終了後のサイン会も大盛況。ちなみに会場では72冊も本が売れました。新刊ではない本が講演会場でこんなに売れるのは珍しいです。大展開してくださったスタッフの皆さんに感謝。

西水さん、今回も素晴らしい講演をありがとうございました。おつかれさまでした。フェリシモの皆さん、お世話になりました。来場者の皆さん、ありがとうございました。ブログやTwitterなどで西水さんのメッセージを広めてくださっている方々にもお礼申し上げます。なお、Twitterでのハッシュタグは#nishimizu、弊社のgan-chanがまとめたTogetterのページはこちらです。